広告 就職の悩み

ニートの海外就職はやめとけ?4つの理由や代わりの方法を紹介

「ニートという現状を変えるなら、海外就職もありかも?」と考える人もいますよね。

たしかに、海外では自分を知っている人はまずいませんし、再スタートにはうってつけです。

しかし、ニートの海外就職はやめた方が良いです。

やめた方が良い理由を知らずに動き出してしまうと、結局就職できずにニート期間が延びる恐れがあります。

また、海外と日本の就職活動は異なる部分があるため、本記事で把握してから就職活動は始めましょう。

この記事を書いた人

ゆうたろう

パニック障害・うつになったことが原因で、10代後半でニートを経験。20代に入りデザイン会社で働き始めるも、体調が悪化し再びニートになる。30代に入ってからは知人の農家で働きながら、Webライターを始める。現在は専業Webライターとして活動中。41歳。

ニートが海外就職する方法

海外就職する方法

  • 現地企業の求人に応募する
  • ワーキングホリデー制度を利用する
  • ノマドワーカーになる

現地企業の求人に応募する

ニートの人が海外就職するなら、現地企業の求人を探して応募するのが一つの方法です。

「この会社に就職したい」と決まっている場合は、企業のホームページから直接応募します。

ただし、企業からの連絡には全て自分で対応する必要があるため、英語や現地の公用語を一定レベルで理解できなければなりません。

現地企業の求人を1人で探すのが難しい場合は、海外求人専門の求人サイトや、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

ワーキングホリデー制度を利用する

ワーキングホリデー制度とは、海外に渡航した若者に対して、一定期間の休暇を過ごすための活動と、滞在資金を補うための就労を許可する制度のことです。

簡単に言えば、若者が海外で働きながら滞在できる制度です。

どの国にも行けるわけではなく、日本と取り決めを交わしている30の国と地域に限定されています。

滞在可能期間は国や地域ごとに異なりますが、ほとんどは最長1年間となっています。

なお、同制度を利用できるのは18歳以上30歳以下となっているため、ニートの人が必ず利用できるとは限りません。

参照:外務省「ワーキング・ホリデー制度」

ノマドワーカーになる

ニートの人が海外就職を目指すなら「個人事業主としてノマドワーカーになる」という方法もあります。

ノマドワーカーとは、その時々で場所を移動しながら働く人のことです。

プログラマーやWebデザイナーなど、オンライン上で行える仕事をしているケースが多いです。

ノマドワーカーはインターネット環境があれば、どこでも働けるため、海外に居ながら日本の仕事ができます。

海外と日本の就職活動の違いは何?

海外の就職活動は日本とは異なり、次のような特徴があります。

海外の就職活動の特徴

  • 即戦力採用(実力主義)
  • 通年採用

海外では即戦力採用が一般的なため、仕事に活かせるスキルや経験が最初から求められます。

反対に、日本では採用した人材をじっくり育てる傾向があるので、研修制度が充実している企業が多いです。

また、海外では日本の新卒一括採用のような概念がほとんどありません。

そのため、必要に応じて人材を募集する形です。

ニートの海外就職はやめた方が良い理由

海外就職はやめた方が良い理由

  • ある程度の貯金が必要だから
  • 就労ビザの取得はハードルが高いから
  • 一定の語学力が求められるから
  • 海外では即戦力採用が一般的だから

ある程度の貯金が必要だから

海外就職するためには、航空券代やビザの申請費用、引越し費用、住居費、生活用品の購入などで多額の初期費用がかかります。

そのため、まとまった金額の蓄えがないニートの人は、そもそも海外就職ができません。

それに、収入を得ていない状態で、大きな金額が一気に出ていってしまうと、緊急時などに対応できなくなります。

また、海外での生活費は、日本に比べて高額になる場合があることにも注意が必要です。

就労ビザの取得はハードルが高いから

海外で働くためには、就労ビザを取得しなければなりません。

しかし、就労ビザの取得には、一定の学歴や実務経験などが求められるため、ニートの人は取得できない可能性が高いです。

ワーキングホリデー制度を利用して海外就職する方法もありますが、同制度には国によって定員(年間発給枠)が設けられている場合があります。

そのため、海外就職したいと思ったタイミングによっては、制度を利用できないケースも予想されます。

一定の語学力が求められるから

海外の仕事では、現地の言語でのコミュニケーションが欠かせません。

一定の語学力がなければ、仕事どころか日常生活にも困ることになるため、ニート状態からいきなり海外就職するのはやめた方が良いです。

それに、海外では言葉の壁以外に、職場文化や生活習慣、価値観の違いに戸惑う恐れもあります。

海外では即戦力採用が一般的だから

「海外と日本の就職活動の違いは何?」の章でも紹介しましたが、海外では即戦力採用が一般的です。

そのため、これといったスキルや経験がなければ、就職したくてもできない可能性が高いです。

現地で何もせずに過ごしてしまえば、生活費で貯金が徐々に減っていくだけになります。

これでは、挫折するために海外に行っているようなものなので、ニートの人が海外就職するなら、まずは日本で下地を作ってからチャレンジするのがおすすめです。

ニートは派遣社員から始めれば海外就職しやすくなる

まずは日本で就職した方が良いと勧められても、ニート経験があると、そう簡単にはいかなくて困りますよね。

そこで、ニートの人が就職しやすい方法を紹介します。

それは派遣社員になる、というものです。

派遣会社には基本的に誰でも登録できますし、未経験OKの求人もたくさんあります。

そのため、ニートの人の再スタートにおすすめなんです。

派遣社員は、同じ派遣先で働ける期間が最長3年と決まっているため、次の仕事につなげやすいこともメリットです。

海外就職に向けた準備期間としても取り組めるので、選択肢の一つとして検討してみてください。

ニートにおすすめの派遣会社/

おすすめ 派遣会社 公式HP 特徴
はたらくヨロコビ

(5.0 / 5.0)
公式HP > ・求人の8割が未経験OK
・日払い制度あり
ランスタッド

(4.5 / 5.0)
公式HP > ・世界最大級の人材サービス企業
・紹介予定派遣の求人あり

まとめ

ニートが海外就職する方法

  • 現地企業の求人に応募する
  • ワーキングホリデー制度を利用する
  • ノマドワーカーになる

ニートの海外就職はやめた方が良い理由

  • ある程度の貯金が必要だから
  • 就労ビザの取得はハードルが高いから
  • 一定の語学力が求められるから
  • 海外では即戦力採用が一般的だから

ニートが海外就職しやすくなる方法

  • 未経験OKの求人もたくさんある派遣社員になる

-就職の悩み