ニートを抜け出そうと派遣求人に応募しても、受からないとやる気を失いそうになりますよね。
結論、正しい対策を実践すれば、ニートでも受かるようになります。
ただし、受からない理由も把握しておかないと、今後も落ち続けることになります。
本記事で、受からない場合の対策と理由を理解して、一刻も早くニートを抜け出しましょう。
重要
派遣に受からないと感じているニートの人は、登録している派遣会社の数が少ない場合が多いです。
登録している派遣会社が1社のみだと、紹介される求人の数は限られてしまうため、受かりにくくなるのも当然です。
一方、下記の画像のとおり、派遣社員として働く人の73%は、2社以上に登録しています。
出典:エン・ジャパン株式会社「1700人に聞いた「派遣会社選び」意識調査」
複数の派遣会社に登録すれば、紹介される求人の数は多くなるので、自分に合った仕事が見つかりやすくなります。
「ランスタッド」などへの登録がまだの人は、この機会に登録を済ませておきましょう。
\ニートにおすすめの派遣会社/
ニートは派遣の登録にも受からないの?
「そもそもニートは派遣登録すら受からないの?」と思う人もいますよね。
実は、ほとんどの派遣会社は、働く意欲さえあれば誰でも登録できます。
そのため、ニートだから登録を断られる、といったことは基本的にありません。
ニートが派遣に受からない理由
人気のある求人にのみ応募しているから
派遣求人の中には、人気が集中する求人があり、それらは競争率が高くなります。
たとえば「駅近で通勤しやすい」「大手企業勤務」「最新設備が整っている職場」といった、条件が良い求人です。
競争率が高い求人には、その仕事の経験者が応募する可能性も高くなるため、未経験のニートの人は受かりにくくなります。
体力が重視される求人に応募したから
体力が必要な仕事では、長時間立ちっぱなしや重い物を持ち上げるなど、身体的な負荷がかかります。
しかし、ニートの人は、しばらく仕事をしていないので、企業側から体力面が不安視されることが多いです。
その結果、応募しても受かりにくくなります。
体力が必要な仕事とは、大型製品の組み立てや部品の運搬、重量のある製品の梱包などを指します。
以下の派遣会社では、体力的に楽な軽作業の求人を多く取り扱っているので、ニートの人も受かりやすくておすすめです。
採用枠が少ない求人に応募したから
そもそもの採用枠が少ない求人は、競争率が自然と高くなるため、受かりにくくなります。
採用枠が少ない求人はスキルや資格の有無など、企業が求める人物像が明確で、条件に合う人が限られるため、採用枠が少なくなりやすいです。
こうした求人に、ニートの人がマッチするケースは稀なので、受かる確率が低くなるのも無理はありません。
時給が高い求人に応募したから
一般的に、時給の高い求人は専門性や経験が求められ、派遣先企業の即戦力となる必要があります。
しかし、ニートの人は、専門性と経験の両面で不足していることが多く、企業が求めるレベルに達していない可能性が高いです。
結果として、受かりにくくなるケースが増えてしまいます。
身だしなみが整っていなかったから
派遣先企業との顔合わせで、身だしなみが乱れていて相手に悪い印象を与えてしまうと、受かりにくくなります。
本来、派遣先企業が派遣社員を面接するなどの行為は、法律により禁止されています。
しかし、派遣先企業が求職者を全く知らない状態で雇うのは不安が大きいため、実際には「顔合わせ」や「職場見学」といった形で、コミュニケーションを取る場が設けられているのです。
そのため、顔合わせの際に身だしなみが整っていないと、一緒に働くのは難しいと捉えられて、受かりにくくなります。
ニートが派遣に受からない場合の対策
ニートが受かりやすい派遣会社を選ぶ
派遣会社はたくさんありますが、その中からニートの人が受かりやすいところを選ぶことが重要です。
選ぶときのポイントは、未経験歓迎の求人を多く取り扱っているかどうかです。
未経験歓迎の求人なら、資格や経験を求められることが少ないため、ニートの人も受かりやすくなります。
派遣会社によって、得意とする求人の種類は異なります。
「とりあえず、どの派遣会社でも良いから登録しよう」と思って行動してしまうと、ミスマッチが起こりやすくなるので、注意してください。
「ランスタッド」などは、未経験歓迎の求人をたくさん取り扱っていて、ニートの人におすすめです。
まだ登録していない人は、「ランスタッド」などでも仕事探しをしてみましょう。
\ニートにおすすめの派遣会社/
職種や条件にこだわりすぎない
職種や働き方にこだわりすぎると、結果として受かるチャンスを逃すことがあります。
人気のある求人や時給が高い求人などを希望する場合は、受からない確率が特に高くなります。
そのため、未経験者やブランクのある人は、最初は柔軟に職種や勤務条件を考えることが大切です。
ちなみに、工場系求人などはスキルや経験が問われにくいので、ニートの人も受かりやすくておすすめです。
以下の派遣会社は、工場系求人を豊富に取り扱っています。
登録がまだの人は、ここで済ませておきましょう。
最低限のビジネスマナーを身に付ける
派遣の業務でも、ビジネスマナーが求められます。
しかし、ニート期間が長くなると、ビジネスマナーなどの社会常識が不十分な場合があります。
結果として派遣先企業との顔合わせの際に、悪い印象を持たれてしまえば、受からなくて当然です。
清潔感のある身だしなみや丁寧な言葉づかいなどは、最低限身に付けておくべきマナーです。
空白期間があることを正直に伝える
ニートの人は、派遣先企業との顔合わせのときに「空白期間は何をしていたか?」を聞かれやすいです。
このときは、空白期間について正直に伝えましょう。
派遣先企業の担当者は、たくさんの応募者を見ているため、嘘をついても簡単に見抜かれます。
嘘がバレれば印象は最悪になるので、まず受からなくなります。
ただし、空白期間を正直に伝えるだけでは、採用につながりにくいので、仕事に対する熱意をアピールするなど、ポジティブな姿勢を見せることも必要です。
より多くの求人に応募する
派遣の求人は、他の求職者と競争になる場合があるため、複数の派遣会社に登録して、より多く応募することもポイントです。
そのため、派遣会社の担当者から紹介されるのを待つだけでなく、自分でも積極的に探して応募するようにしましょう。
それに、派遣会社の複数登録には、別のメリットもあります。
派遣の求人では、同じ仕事なのに「派遣会社Aと派遣会社Bで時給が違う」といったケースも見られます。
その場合、一社のみの登録では、安い方の時給で働くことになるかもしれません。
こうした事態を避けるためにも、派遣会社の複数登録は必須なのです。
以下の派遣会社にまだ登録していない人は、「ランスタッド」などでも仕事紹介を受けましょう。
\ニートにおすすめの派遣会社/
ニートが受かりやすい派遣会社
ランスタッド
ランスタッドは、39の国と地域に4,400以上の拠点を置く、世界規模の人材サービス企業です。
製造・工場・軽作業や事務・オフィスワーク、エンジニアなどの派遣求人を取り扱っています。
製造・工場・軽作業系の求人の7割以上が、未経験から始められるもののため、ニートの人も受かりやすくておすすめです。
\たった1分で自宅から登録完了/
最新情報は公式HPでご確認ください
はたらくヨロコビ
はたらくヨロコビは、全国61箇所に拠点を構える製造・工業系の求人サイトです。
取り扱う求人の8割が未経験OKなので、学歴や職歴に不安のあるニートの人も受かりやすいです。
また、働いた分の一部を給料日前に受け取れる「日払い制度」があるため、早くお金が必要なニートの人にも向いています。
\求人が増える10月はチャンス/
最新情報は公式HPでご確認ください
ニートが派遣を目指すときによくある質問
Q1:ニートは何歳まで許される?
個人の考え方にもよりますが「34歳まで」が一つの目安になります。
厚生労働省が、ニートを次のように定義しているためです。
厚生労働省は、「ニートとは15~34歳の非労働力(仕事をしていない、また失業者として求職活動をしていない者)のうち、主に通学でも、主に家事でもない独身者」と定義してきた。
年齢が高くなるほど社会復帰のハードルは高くなるため、できるだけ早くニート脱出に向けて行動する必要があります。
Q2:1年ニートで社会復帰できる人の割合は?
独立行政法人 労働政策研究・研修機構の資料によると、1年前にニートだった人が社会復帰した割合は38.5%です。
その一方で、40.5%の人はニート状態から抜け出せずにいます。
ニート期間が長くなると、社会復帰が難しくなっていくため、早めに動き出すことが重要です。
Q3:派遣の選考で落ちる理由は何?
ニートの人が派遣の選考に落ちる主な理由は、以下の通りです。