「何とかニートを抜け出したいから、夜勤バイトをやってみようかな」
あなたのその考え、間違っていません。
実は、ニート脱出には、夜勤バイトこそおすすめなんです。
ただし、ニートに合わない夜勤バイトを選んでしまうと、すぐに辞めてしまう確率が高くなります。
夜勤バイトを探すコツを本記事で把握して、ニート脱出を確実なものにしましょう。
この記事を書いた人
ゆうたろう
パニック障害・うつになったことが原因で、10代後半でニートを経験。20代に入りデザイン会社で働き始めるも、体調が悪化し再びニートになる。30代に入ってからは知人の農家で働きながら、Webライターを始める。現在は専業Webライターとして活動中。41歳。
時給の違いに注意
夜勤バイトは、時給で損をする場合があります。
夜勤バイトよりも派遣の夜勤の方が、時給が高い傾向にあるからです。
実際に、バイトと派遣の時給を比べると、三大都市圏の場合は派遣の方が354円も高く、稼ぎやすいことがわかります。
「ランスタッド」などの派遣会社には、未経験歓迎の求人がたくさんあるため、ニートの人も仕事が見つかりやすいですよ。
どうせ働くなら「ランスタッド」でも仕事を探して、時給で損をしないようにしましょう。
＼ニートにおすすめの派遣会社／
ニート脱出に夜勤バイトがおすすめの理由3つ
規則正しい生活リズムを取り戻すきっかけになるから
夜勤バイトを始めると睡眠時間が固定されるので、規則正しい生活リズムが自然に身に付きます。
ニート生活が続いてしまうと、好きなタイミングで眠れるため、体内時計が乱れやすいです。
その結果、生活リズムも乱れやすくなります。
しかし、夜勤バイトを始めると決まった時間に起きる必要が出てきて、それに合わせて眠らなければなりません。
生活の中に一つの流れができることで睡眠時間が固定され、それが規則正しい生活リズムを取り戻すきっかけになります。
日中よりも働く人の数が少ないから
一般的にバイトを含めた夜勤は、限られた人数で働くケースが多いです。
たくさんの人と関わる必要がないため、人間関係を築くのが苦手な人にとって、夜勤バイトは働きやすい環境です。
また、夜勤バイトは大勢で働くよりも、一人ひとりとコミュニケーションが取りやすくなります。
そのため、人と関わることに慣れやすい環境だともいえます。
人間関係の構築や、コミュニケーションを苦手とするニートの人は多いので、夜勤バイトはおすすめの働き方の一つです。
収入を得ることで自信を取り戻せるから
ニートとして過ごしていると、当然ですが収入を得る手段がありません。
しかし、夜勤バイトを始めて、与えられた仕事を確実にこなせば、収入を得られるようになります。
こうして成功体験を積み重ねていけば、ニート生活で失っていた自信を取り戻せます。
また、夜勤を続けることで、自分の能力や強みが見えてくるかもしれません。
結果として、自信を持って次のステップへと進んでいけるようになります。
ニートが夜勤バイトを探すときのコツ
まずは短期間で働く
ニートが夜勤バイトをするときは、最初は短期間で働けるものを探すのがコツです。
一定期間をニートとして過ごすと、仕事をするだけの体力や精神力が落ちてしまうためです。
まずは短期の夜勤バイトで働き始めてみて、ある程度慣れてきてから、長期のものにチャレンジすることをおすすめします。
あまり人と関わらずに済む職種を選ぶ
ニートの人は、対面コミュニケーションに苦手意識を持っていることが多いため、人と接することが多い職種は避けた方が良いです。
実際、厚生労働省の「ニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究報告書」によると「人に話すのが不得意」と答えているニートは64.4％もいます。
もちろん、人と接することが多い仕事が一生ダメ、というわけではありません。
人と関わる仕事に興味がある場合は、働くことに慣れてきてから、そうした夜勤バイトや仕事にチャレンジするのがおすすめです。
仕事内容に見合った時給の夜勤バイトを選ぶ
夜勤バイトは日中のバイトよりも、時給が高く設定されています。
しかし、時給の高さだけに注目して選ぶのは良くありません。
時給は高くても、仕事内容が見合っていないケースもあるためです。
「時給の割に仕事内容がキツすぎる」と感じるような夜勤バイトは、すぐに辞めてしまう可能性が高いです。
時給が高い夜勤バイトは、それだけスキルや体力が求められるので、よく確認した上で選ぶようにしましょう。
自宅から近い夜勤バイトを探す
ニート生活で体力が低下していることを考えると、自宅から近い夜勤バイトを選ぶことも大切です。
自宅から近ければ通勤に時間がかからないので、体力的な負担が少なく済み、夜勤バイトを続けやすくなります。
また、夜勤バイトを選ぶ際は、交通費の支給があるかや、いくらまで支払われるかも確認しておきましょう。
事前にバイト先の雰囲気を確認しておく
夜勤バイトに応募する際は、あらかじめ従業員の様子や、働いているときの雰囲気を確認しておきましょう。
職場の人間関係や雰囲気は、仕事へのモチベーションに大きく影響するためです。
「人間関係が良くなさそうだな」「常に忙しそうにしているな」などと感じたら、他の夜勤バイトを探すことも考えましょう。
仕事内容が簡単なものを選ぶ
仕事内容が難しすぎないものを選ぶことも、ニートの人が夜勤バイトを探すときのコツです。
仕事内容が簡単な夜勤バイトなら、単純な作業が多く、仕事の手順がマニュアル化されているケースがほとんとです。
特別なスキルや経験がなくてもできるため、ニートの人の最初の一歩におすすめできます。
ニートにおすすめの夜勤バイト
工場作業員
工場の夜勤バイトでは、さまざまな製品や食品を製作・製造する工場内で、ライン作業や梱包、仕分け、検査などを行います。
単純作業が多いため、学歴や職歴に自信がないニートの人も採用されやすいです。
自分が任された業務に集中できるので、人とコミュニケーションを取るのが苦手な人にも向いています。
| 平均時給 |
| 1,301円 |
※参照：株式会社マイナビ「2024年8月度 アルバイト・パート平均時給レポート」
※夜勤バイトの時給は、日中の時給に25％以上の金額が上乗せされます
清掃員
清掃員の夜勤バイトでは、オフィスビルや商業施設、交通機関、ホテルなど、さまざまな場所を清掃します。
年齢不問・未経験可の求人が多く、接客が苦手でも働きやすいことが特徴です。
ただし、働く人の年齢層が比較的高く、若い世代はあまり多くいません。
| 平均時給 |
| 1,109円 |
※参照：株式会社マイナビ「2024年8月度 アルバイト・パート平均時給レポート」
※夜勤バイトの時給は、日中の時給に25％以上の金額が上乗せされます
警備員
警備員の夜勤バイトでは、ショッピングモールやオフィスビル、工事現場、駐車場などで交通誘導や警備を行います。
接客が不要で、対人スキルが問われないため、人と話すのが苦手なニートの人におすすめです。
しかし、勤務する場所や季節によっては、暑さ・寒さに耐える必要があることから、一定の体力が求められます。
| 平均時給 |
| 1,172円 |
※参照：株式会社マイナビ「2024年8月度 アルバイト・パート平均時給レポート」
※夜勤バイトの時給は、日中の時給に25％以上の金額が上乗せされます
配達員
配達員の夜勤バイトは、ファストフードや牛丼などの注文を受けたら、自転車やバイクなどで配達する仕事です。
配達は一人で行うため人間関係のトラブルが起こりにくく、覚えることも少ないのが特徴です。
とはいえ、悪天候の中でも注文があれば配達しなければならず、場合によってはお客様から直接クレームを受けることもあります。
| 平均時給 |
| 1,136円 |
※参照：株式会社マイナビ「2024年8月度 アルバイト・パート平均時給レポート」
※夜勤バイトの時給は、日中の時給に25％以上の金額が上乗せされます
仕分け作業員
仕分け作業員の夜勤バイトは、物流会社や郵便局などに集められた荷物を、決められたルールに従って仕分ける仕事です。
マニュアルに沿って作業するだけなので、仕事の経験がない or 少ないニートの人でもすぐに始められます。
しかし、単純作業の繰り返しとなるため、人によっては続けにくい場合もあります。
| 平均時給 |
| 1,139円 |
※参照：株式会社マイナビ「2024年8月度 アルバイト・パート平均時給レポート」
※夜勤バイトの時給は、日中の時給に25％以上の金額が上乗せされます
ニート脱出には夜勤バイトよりも派遣での夜勤の方がおすすめ
夜勤バイトを考えいてる人は、派遣社員も選択肢に入れてみましょう。
派遣社員とは、派遣会社と雇用契約を結び、他の企業（派遣先）に派遣されて働く方法です。
ニート脱出の方法に派遣社員をおすすめする理由は、次の4つです。
夜勤バイトよりも時給が高い
派遣社員の給与形態は、バイトと同じように時給制が一般的です。
しかし、派遣の時給はバイトよりも高い傾向にあります。
参考までに、三大都市圏での平均時給を比較すると、バイトは1,315円ですが、派遣は1,669円と354円も高いです。
そのため、同じような働き方をするなら、夜勤バイトよりも派遣の方が稼ぎやすいといえます。
以下の派遣会社なら、未経験OKの求人を豊富に取り扱っているので、ニートの人も仕事が決まりやすくておすすめですよ。
＼ニートにおすすめの派遣会社／
※参考：株式会社マイナビ「2024年8月度 アルバイト・パート平均時給レポート」
※参考：ジョブズリサーチセンター「2024年8月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査」
職歴になる
一般的に、夜勤バイトを含めたアルバイトは職歴にはならないため、履歴書の職歴欄には書きません。
しかし、派遣社員なら職歴になるため、履歴書の職歴欄に堂々と書けます。
なお、正社員として働いたことがない場合は、アルバイト経験を履歴書の職歴欄に書いても問題ないとされています。
とはいえ、アルバイトは社会的立場が低く見られやすいので、働き始めるなら派遣社員の方がおすすめです。
期間を決めて働ける
派遣社員は、3ヶ月や6ヶ月単位で契約を更新しながら働きます。
そのため、派遣社員になったからといって、長く働き続ける必要はなく、最初から期間を決めて働くことも可能です。
また、派遣社員は一つの派遣先に縛られずに、さまざまな企業の夜勤業務を経験できます。
自分に合った仕事を見つけやすくなるため、将来の選択肢も拡げやすいです。
仕事の悩みや将来のキャリアについて相談できる
派遣会社にはキャリアコンサルタントが在籍しているので、派遣先での仕事の悩みや、将来のキャリアについて相談できます。
キャリアコンサルタントに相談すれば、客観的な意見がもらえるため、一人で考え続けるよりも、問題を解決しやすくなります。
これ以外に、派遣会社は仕事探しや、スキルアップのサポートをしてくれることもメリットです。
また、派遣先でトラブルがあった場合には、間に入って働きやすい環境を整えてくれます。
ただし、ニートの人が派遣で働く場合、どの派遣会社でも良いわけではありません。
ポイントとなるのは、ニートの人が採用されやすい「未経験OK」の求人が多くあるかどうかです。
「ランスタッド」などの派遣会社なら、未経験OKの求人をたくさん取り扱っているので、安心して仕事探しができますよ。
＼ニートにおすすめの派遣会社／