ニートで何もしてこなかった場合、自己PRを書こうとしても手が止まってしまって困りますよね。
結論、正しい書き方を覚えれば、ニートで何もしてこなかった人でも自己PRは書けます。
ただし、書くときのコツや注意点も把握していないと、書類選考の時点で不採用になる確率が高まります。
本文を読んで、採用されやすい自己PRを書けるようになりましょう。
何もしてこなかったニートでも自己PRは書ける!
何もしてこなかったニートだから自己PRが書けない、と考えるのは間違いです。
自己PRだからといって、見栄えのする経験や実績が必要なわけではないからです。
ニートを含めた誰もが、何かしらの経験をしています。
そして、どんな些細な事でも、そこには「工夫」や「努力」があったはずです。
たとえば「効率的に家事をこなすための工夫」や「ゲームで高スコアを出すための戦略」などは、仕事にも活かせる能力です。
また、自己PRはこれまでの経験だけでなく、未来志向でも書けます。
仕事での目標や身に付けたいスキルを書くことで、あなたの熱意やポテンシャルをアピールできます。
自己PRが書けないと悩むニートに対するYahoo!知恵袋での回答
ここで、Yahoo!知恵袋で自己PRが書けないことに悩むニートの人の相談内容と、それに対する回答を紹介します。
【相談内容】
ニートなんですが 自己PRとか考えても、だったらニートにならないよね?って全部論破されてしまいます
どうしたらいいですか?
出典:Yahoo!知恵袋
【回答1】
自己PRで自分の長所や特長を押し込んでいませんか?
それだとそういうコメントが出てきてもおかしくないです。ただ勘違いされているのは、自己PRはそういうことではなく、相手があなたを採用したい、と思ってもらえるようにアピールすることなんです。
従って、あなたが応募した会社でどんな役に立つのか、その背景はどんなところにあるのかなどで説得することです。そのためには、相手はどんな人材を求めているのか?それに合致する自分はどういう場面から証明できるのか?などをしっかり考えて対策することが肝要です。
頑張ってください。
出典:Yahoo!知恵袋
【回答2】
ニートから抜け出して、まっとうに働きたいという思いを、自己PRにしてはどうですか?
今まで、なかなか自分で働くということができずにいたのだけれど、
働いて自分を変えたいし、人の役に立ってみたいと思っている。
みたいな感じで。出典:Yahoo!知恵袋
【回答1】にもあるように、履歴書の自己PRは自分を売り込むためのツールともいえます。
自分の長所や強みを書くことも大切ですが、どのような内容なら企業が「この人を採用したい」と思うかを考えることが重要です。
何もしてこなかったニートが自己PRを書くときのコツ
短所を長所に言い換える
自己PRを書くときは、短所を長所に言い換えて自分をアピールしましょう。
たとえば「神経質」は「几帳面」、「飽きっぽい」は「好奇心旺盛」、「プライドが高い」は「上昇志向」といった具合です。
短所をどのように言い換えるか悩む場合は、短所が役立つ場面を考えることがポイントです。
一例を挙げると「慎重」なことを短所と思っていても、大きな決断をする際に「よく考える」ことで、失敗を回避できるケースがあります。
この場合は「よく考える」=「思慮深さ」となり、「慎重」は「思慮深さ」に言い換えられますよね。
企業研究を行う
企業研究をしっかり行うことも、自己PRを書くときのコツです。
事業内容や企業の強みなどを理解することで、どのような人材が求められているかを把握しやすくなります。
結果として、その企業に対して自分がどのように貢献できるかを考えるのに役立ちます。
企業研究を行う際に、調べておきたい項目は次の通りです。
空白期間をポジティブに伝える
ニートに対する就職面接では、担当者のほとんどが「なぜ空白期間ができたのか」「空白期間に何をしていたのか」を尋ねます。
そのため、自己PRで空白期間に触れておくことも一つの方法です。
そして空白期間は、ポジティブに伝えることが重要です。
ニートになって空白期間があることを示し、そこから抜け出すための努力や工夫をアピールすれば、採用担当者にポジティブな印象を持ってもらえる可能性が高まります。
何もしてこなかったニートの自己PRの書き方
最初に自分の強みを書く
自己PRでは、PREP法と呼ばれる方法を利用し、最初に自分の強みを書きましょう。
PREP法とは、結論・理由・具体例・結論の順で伝える方法です。
結論を最初に書くことで、自分の強みを効果的にアピールできます。
ただし、単に自分の強みを書くのではなく、その企業が求める人材にマッチした内容にする必要があります。
具体的なエピソードを盛り込む
抽象的な表現ではなく、具体的なエピソードを交えることも、自己PRの書き方に必要な要素です。
「私の長所は〇〇です」とだけ書くよりも、結論+具体例とした方が、話に説得力を持たせられるためです。
エピソードが派手な内容である必要はないので、自分が伝えやすいものを書きましょう。
自分が貢献できることをアピールする
PREP法にもとづき、自己PRの最後は自分の強みを活かすことで、その企業に貢献できることをアピールします。
PREP法は、結論・理由・具体例・結論の順で「結論」を2回出すことで、自分が伝えたいことを相手に印象付ける効果があります。
その企業がどのような人物を求めているかをよく考えた上で、自分の強みをしっかりアピールしましょう。
何もしてこなかったニートが自己PRを書くときの注意点
自己PRを書くときに一番やってはいはいけないことは、嘘をつくことです。
一度嘘をつくと、その企業に採用された場合は、ずっと嘘をつき続けなければなりません。
すると、必ずどこかで話のつじつまが合わなくなり、結果的に職場での信用を失うことになります。
また、企業の採用担当者は、たくさんの応募者の自己PRを読んでいるため、違和感があればすぐに気付きます。
自己PRに嘘を書くことは、不採用の確率を高める行為なので、絶対に止めましょう。
ニートの自己PRの例文
空白期間を見つめ直した例文
アルバイト経験をもとにした例文
何もしてこなかったニートが自己PRを書かずに就職する方法
短所を長所に言い換えたり自分の強みを把握したりと、自己PRを書くのは手間がかかります。
面倒なことを避けて社会復帰できるなら、そうしたいですよね。
そのような人におすすめなのが、派遣社員という働き方です。
派遣社員として働くためには、派遣会社へ登録する必要がありますが、派遣会社の多くは履歴書の提出を不要としているためです。
履歴書が不要な場合は、派遣会社が用意する登録シートや専用システムへ必要事項を入力すれば、派遣登録が完了します。
「ニートで何もしてこなかったから自己PRが書けない」と悩んでいる人は、派遣社員という働き方も検討してみてください。
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